一般財団法人 奄美教育会館維持財団

2016年度事業方針

2014年度から一般財団法人奄美大島教育会館維持財団として新たな一歩を踏み出してから3年目になります。公益目的支出計画の実行と各事業の円滑な推進に努める必要があります。教育会館管理には、老朽化にともない修繕費が必要になることが今後も想定されますが、引き続き教育会館の維持管理に努めます。今後の重要な決定事項に関しては、定款を基に理事会・評議員会を開催し維持財団の運営に努めます。

公益目的支出は、公益事業としてフィールドワークを実施し、継続事業として三味線教室の開催や社会運動資料室維持管理を目的として支出します。公益目的支出計画の実行と各事業の円滑な推進に努める必要があります。

当財団は、2014年度から公益目的財産残額(93,311,392円)を平成84年3月31日(58年間)で費消する計画である。2015年度の公益目的支出計画を1,613,179円で計上しましたが、支出実績は、1,487,964円でした。概ね予定していた支出実績より120,000円ほど足りなかった状況でした。今後は、残り56年間で公益目的財産残額90,210,249円を費消することになります。 

以上のことを踏まえ、今後の運営につて収益事業の健全な運営のあり方を評議員の皆様と十分かつ真摯に議論を深め、事業推進に努めていかなければなりません。

  1. 会館の管理運営
    本年度も老朽化した会館の維持管理に努めます。
  2. 教育関連団体への貸与
    教育会館の民主教育団体及び民主団体への貸与に努めます。
  3. 教育講演会・コンサート・学習セミナーの開催
    教育講演会・コンサート・学習セミナーの開催に努めます。
  4. 奄美社会運動資料室の維持管理
    松田文庫の閲覧を希望する方に研究する場を提供します。
  5. 駐車場の維持管理
    駐車場の維持管理に努めます。
  6. 教職員宿泊所の運営
    宿泊所の維持管理に努め適切な運営に努めます。