一般財団法人 奄美教育会館維持財団

2019年度事業方針

 2014年度から一般財団法人奄美大島教育会館維持財団として新たな一歩を踏み出しました。公益目的支出計画の実行と各事業の円滑な推進に努めてきました。2018年度は、4月25日(水曜日)に三味線教室を開講し13名が参加して、2019年3月13日(水曜日)に8名の受講生に修了証書を手渡しました。財団が主催したフィールドワークについては、1月19日(土曜日)の「北大島歴史と文化に関する学習会」には13人が参加しました。

 教育会館の老朽化に伴い、財団所有の2棟の土地建物を売却するなることになりましたが、新教育会館が完成するまでは、引き続き現教育会館の維持管理に努めます。今後の重要な決定事項に関しては、定款を基に理事会・評議員会を開催し維持財団の運営に努めます。

 公益目的支出は、公益事業としてフィールドワークを実施し、継続事業として三味線教室や社会運動資料室維持管理を目的として支出します。今年度も計画通り160万近く費消しています。来年度も計画的に費消するようにします。
 以上のことを踏まえ、今後の会館の維持管理・運営について、また、収益事業の健全な運営のあり方や新教育会館の構想などを評議員の皆さまと真摯に議論を深め、事業推進に努めていかなければなりません。  

各事業の経過は以下の通りです。

  1. 奄美大島教育会館の管理運営
    現教育会館と来年度建て替えられる新教育会館の建物・設備等の維持管理及び保全に努めます。
  2. 教育関連団体への貸与
    教育会館の民主教育団体及び民主団体への貸与に努めます。
  3. 教育講演会・学習セミナーの開催
    教育講演会・学習セミナーの開催に努めます。
  4. 奄美社会運動資料室の維持管理
    松田文庫の閲覧を希望する方に研究する場を提供します。
  5. 駐車場の維持管理
    現駐車場と移転先での新駐車場の維持管理に努めます。
  6. 教職員宿泊所の運営
    宿泊所の維持管理(12月まで)に努め適切な運営に努めます。