一般財団法人 奄美教育会館維持財団

2024年度事業方針

 2014年度から一般財団法人奄美大島教育会館維持財団として新たな一歩を踏み出しました。公益目的支出計画の実行と各事業の円滑な推進に努めてきました。

 旧教育会館の老朽化に伴い、財団所有の2棟の土地建物を2019年度中に売却して、2020年2月4日に教育会館が新しく完成しましたので、2020年4月1日から永田町の新教育会館で運用を開始して6年めになります。

 2024年の主な事業については、「三味線教室」を開講し5月から活動を開始します。1日(水曜日)に 受講生8人が参加して、2025年3月までに、当年度の活動を終了し修了証を参加者に渡す予定です。

財団が主催するフィールドワークについても、「奄美の歴史と文化に関するバスツアー」を2月に計画します。5月からの、三味線教室の活動は始まっています。フィールドワークも時期を考慮し、実施していきます。公益目的事業については計画的に費消するようにします。
 以上のことを踏まえ、今後は、新教育会館の維持管理や重要な決定事項に関しては、定款を基に理事会・評議員会を開催し,維持財団の運営に努めていきます。
公益目的支出は、公益事業としてフィールドワークを実施し、継続事業として「三味線教室」や「社会運動資料室」維持管理を目的として支出します。

教育会館の維持管理・運営について、評議員の方々と真摯に議論を深め、事業推進に努めていかなければなりません。

各事業の経過は以下の通りです。

  1. 教育条件整備事業(継1)
    1. 島唄・三味線教室を実施します。
  2. 教育振興事業(公1)
    1. フィールドワークを実施します。
  3. 奄美大島教育会館の維持管理(他1)
    1. 教育会館の建物・設備等の維持管理及び保全に努めます。
  4. 駐車場の維持管理(他1)
    1. 駐車場の維持管理に努めます。
  5. 教育関連団体への貸与(他1)
    1. 教育会館の民主教育団体及び民主団体への会議室等の貸与に努めます。
  6. 教育関連事業への助成(他2)
    1. 教育対話集会・母と女性教職員の会・教育ゼミナール等への助成に努めます。
  7. 奄美社会運動資料室の維持管理(継2)
    1. 松田文庫の閲覧を希望する方に研究する場を提供します。